受講生からの学び - 005

~ 受講生005 ~

「たまたま上司に力があっただけです」

大手監査法人の公認会計士Sさんが、30代半にしてマネージャーに昇進された。それを聞いたJovianは「〇〇さんの努力が実ったのですね」とお声がけした。てっきり「いやあ、おかげさまで」といった反応が返ってくるかと思っていたが、さにあらず。返ってきた言葉は上の通りであった。

日本の労働者の8割はサラリーマンだと言われるが、サラリーマンが出世できるかどうかは本人の実力もさることながら、実は直属の上司が有力・有能であるかどうかが大きい。頭ではそう理解していたつもりだが、それを肌では実感していなかった。また、自分の出世は自分の実力、自分が出世できないのは上司のせい、と考えがちなJovianのような人間は、Sさんの言葉に非常なる感銘を受けた。『 実るほど 頭を垂れる 稲穂かな 』の境地にたどり着けるのはいつになるだろうか。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です